愛ちゃんのテイスティングノート
①リースリング種
②フラン/アルザス
③1日目ペトロール香がふわっと香り、フルーティというよりもミネラルに由来する独特のニュアンス。時間の経過と共に表情が一変、抜栓20分後にはカリンや黄桃、花のような華やかな香りが広がります。2日目以降フルーティで、お花の香り、、はちみつをペロッとなめたようなまろやかさ、人見知りの可愛い辛口な女の子。3日かけて楽しんでほしいです。
④これは・・・レモンのクリームパスタとか、チーズを使ったものが食べたいなぁ。
①リボッラ・ジャッラ種
②イタリア/フリウーリ・ヴェネツィア・ジュリア
③レモンのようなスッと鼻に抜ける香り。青リンゴのような爽やかさに、程よい酸とミネラルのバランスがなんとも心地よく感じさせてくれます。暖かくなってきた春にぴったりなのではないでしょうか〜♪
④シーフードや鶏肉を使ったお料理が食べたくなります。ワイン片手に、お花見とかしたくなっちゃいますね。
①ソーヴィニヨン・ブラン種
②フランス/ロワール
③柑橘の香り。凝縮されたブドウの味わいの中に、レモングラスのような優しいハーブを感じます。このワインを飲んだとき、なんてストレートなワインなんだ〜と。シンプルなように感じるけど、実はいろんな要素が隠れていて(白桃、青リンゴ、ジャスミン・・・)時間の経過と共に真っ直ぐその時の一番いいところを見せてくれているような気がするワインでした。
④イオンサプライ的な、身体が欲する一本かと思います。なにも考えずに飲んでほしい。
⑤日本に輸入が始まったのが2年前、古くからビオディナミで守られてきた畑を譲り受け、情熱を燃やす夫婦が運営する蔵元。店主が要注目!と語る、自然派ワインの生産者のひとり。
①ソーヴィニヨン・ブラン種
②フランス/ロワール
③開けたてから黄桃、パパイヤのようなトロピカルな香り。香りだけで楽しめるほど芳醇ですが、味わいもふくよかで果実味から蜜っぽさを感じました。後にくるソーヴィニヨン・ブランらしい、ライムのような青さのある爽やかな酸がじんわりと広がり、開けたてからなめらかで、まるい、上質な液体・・・1日目はアレクサンドルバンのワインらしさが、2日目はミネラルと酸がじわじわでてきてロワールのソーヴィニヨン・ブランらしさが感じられました。5日かけて飲んでみましたが、酸化の進みが早くアルコールの要素が強くなって酸っぱい液体に。2日で飲み切りたいです。
④豚肉や鶏肉を使ったバターソテーやクリームバスタやスープが食べたくなりました。
⑤ソーヴィニヨン・ブランの銘醸地とも言われるプイィフュメで、完熟した葡萄で作るスタイルを貫く自然派の生産者アレクサンドル・バン。ナチュラルワイン好きの間では、知らない人は少ないのではないでしょうか。彼が造るワインは、想像を覆されるような、彼にしか作れない味わいがありますね。
①マルサンヌ種
②フランス/ラングドック
③黄桃、洋梨、レモン、ラベンダー、白胡椒の香り。開けたては(冷蔵庫保管で4–5度くらいに冷えていました。)少しアルコール辛さがありましたが、温度が上がると気にならなくなりました。トロッとしたやわらかい口当たりは、まるでなめらかなカスタードを口にしているような上質でフレッシュな味わい。甘くないけど、辛くもない。軽くないけど重すぎない、派手さはないですが豊満で飲み心地のいいワインです。
④海風を影響を受けて育ったマルサンヌ種。ツナやマヨネーズを使った料理(ポテトサラダなど…)と相性がよかったです。あと甘みがあるとうもろこしとも◎
⑤暑くなってこれから夏本番!ワインにとって温度管理(保管時と飲むときの温度)って大切ですね。理想はセラー温度の12-16度です。セラーをもっていない私は夏場、冷蔵庫の野菜室で保管をしています。キンキンに冷やして飲む泡などには冷蔵庫で十分ですが、今回選んだワインは12度〜15度くらいで良さが際立ちました。ワインによって、飲むタイミングに合わせて温度を調節できるとより楽しむことができそうです。
①リスタンネグロ種
②スペイン/ランサローテ島(カナリア諸島)
③薄く紫がかった透明感のある赤色。ザクロやラズベリー、赤果実系の香り。飲んだ印象は、ドライプルーンやハーブ、大地を思わせるスモーキーな味わいで、ほどよい渋みとカラッとした果実味のあるミディアムワイン。抜栓から一週間経過しても、いい意味で大きな変化がなく、地味深い余韻が続きます。時間をかけてゆっくり飲まれる方にもおすすめしたいです!
④ローストした野菜や鶏肉や魚を使った料理、タコのグリルなんかも合いそう。
⑤6年にも及ぶ、火山の大噴火が与えた奇跡のテロワールから生まれたワイン。雨がほとんど降らない島、熱風から葡萄を守るための蟻地獄のような畑。乾燥した広い土地で、完全に人の手だけで丁寧に作られる・・・こんな島が、畑があるんだ。と釘付けになってしまいました。
①シャルドネ種、ピノ・ノワール種
②オーストラリア/ヴィクトリア州
③透明感のあるチェリーピンク色(桜桃色)薔薇のポプリやアセロラの香り。口当たり柔らかく、酸は穏やかで、ジューシー。ノンフィルターで少し濁りがありますが、酵母の香りは弱く、フレッシュなさくらんぼを食べているような味わい。桜が満開を迎えている季節に、とってもキュートな一本に出会いました。
④日向ぼっこしながら、本を読みながら、のんびり飲んでいたい、そんな辛口ロゼワインです。
⑤オーストラリアで大注目の若手生産者。野生酵母のみでの発酵、その年にできたシャルドネと18年のピノ・ノワールをブレンドしステンレスタンク、オーク樽にて熟成。19年は災害や気候変動の影響により生産本数も例年の3分の1に。生産は減少してしまったが、ワインのクオリティは素晴らしいと彼は話していたそうです。ロゼ以外にも、赤を3種リリース!ぜひどこかで見かけた際は、飲んでみたいです。