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2022-12-30 00:59:00

昨年からクレジット・カードの取扱いを止めて、キャッシュレスを基本的に行わないことを決めました。

キャッシュレスがあって当然の現代に、“行わない”という選択をしているのは、変わり者、あまのじゃく、利益確保優先・・様々な見方をされるでしょう。

変わり者、それはまんざら外れてもいないのかもしれませんが、僕には納得いっていないことが身の回り・日々の生活にいろいろあって、そのひとつが、快適や便利さを提供することで成り立っている仕組み、そこで生じる権益。何かと引き換えにしているとして、自らの利益になっているなら失われたものには無関心で、そういうものだ・・で済ませている現代人のあり方。
身の回りにある快適・便利さの追求による産物のお世話になっていることもあるので、すべてのものが許せないというものでもないのですが、とりあえず、手数料の仕組みは気になってしまって仕方がないのです。
お客様にはご不便をおかけして申し訳なく思っていますが、ジェロボアムの特徴・個性と捉えていただければ幸いです。ジェロボアムがセレクトしたワインに興味をもって下さり、販売の仕方などに価値を感じて下さるお客様を僕は支援者・支持者だと考えています。
ジェロボアムには不便な部分があっても、それを上回るメリットがあると感じてもらえるようなサービスの提供などを心掛け、ご支持いただいているお客様の気持ちに応えられるよう
今後も精進していきたいと思っています。

“あって当然のキャッシュレス”を敢えて行わないことで浮いた経費(手数料分)と、商品のお持ち帰りの際に頂いている袋代(1枚10円)は、そもそも僕のお金ではない、と考えるようにしているので、今年も寄付することにしました。実は、コロナ禍のせいか、クレジットをやめたせいかわかりませんが、売上げ額が今年2割ほど落ちてしまったので、寄付額も少し減らして50万円としましたが、今年は『国境なき医師団』に寄付を済ませました。ウクライナなど世界のどこかで苦しんでいる人を救おうと活動している人に、少しでも役立ててもらえれば幸いです。

2023年が、少しでも、より良い年となりますように。

pdf 国境なき医師団感謝状.pdf (0.07MB)