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新年明けましておめでとうございます。
ジェロボアムは1月で20周年を迎えます。
たくさんの出会いがあり、たくさんのドラマが生まれた20年。慎重にひとつひとつを積み上げてきた20年。それでも何かを成すことができたとは思えていないし、たとえば、これからの10年でそう思えるか、それも自信はありません。
でも、これから進むべき方向はわかっているし、こう変わっていきたいというイメージもようやく出来てきたような気がしています。一昨年の年頭に、ジェロボアム第2章が始まると言ったのはちょっとタイミングを早まったようで、2023年こそ…その始まりです。
あいかわらず安藤さんはマイペースやねぇ、という声が聞こえてきますが、そんなジェロボアムをこれからもよろしくお願いします。
コロナの出口もそろそろ、世界中の紛争も解決、きっと今年は良い年になる。そう信じています。
ジェロボアム 安藤博文
昨年からクレジット・カードの取扱いを止めて、キャッシュレスを基本的に行わないことを決めました。
キャッシュレスがあって当然の現代に、“行わない”という選択をしているのは、変わり者、あまのじゃく、利益確保優先・・様々な見方をされるでしょう。
変わり者、それはまんざら外れてもいないのかもしれませんが、僕には納得いっていないことが身の回り・日々の生活にいろいろあって、そのひとつが、快適や便利さを提供することで成り立っている仕組み、そこで生じる権益。何かと引き換えにしているとして、自らの利益になっているなら失われたものには無関心で、そういうものだ・・で済ませている現代人のあり方。
身の回りにある快適・便利さの追求による産物のお世話になっていることもあるので、すべてのものが許せないというものでもないのですが、とりあえず、手数料の仕組みは気になってしまって仕方がないのです。
お客様にはご不便をおかけして申し訳なく思っていますが、ジェロボアムの特徴・個性と捉えていただければ幸いです。ジェロボアムがセレクトしたワインに興味をもって下さり、販売の仕方などに価値を感じて下さるお客様を僕は支援者・支持者だと考えています。
ジェロボアムには不便な部分があっても、それを上回るメリットがあると感じてもらえるようなサービスの提供などを心掛け、ご支持いただいているお客様の気持ちに応えられるよう今後も精進していきたいと思っています。
“あって当然のキャッシュレス”を敢えて行わないことで浮いた経費(手数料分)と、商品のお持ち帰りの際に頂いている袋代(1枚10円)は、そもそも僕のお金ではない、と考えるようにしているので、今年も寄付することにしました。実は、コロナ禍のせいか、クレジットをやめたせいかわかりませんが、売上げ額が今年2割ほど落ちてしまったので、寄付額も少し減らして50万円としましたが、今年は『国境なき医師団』に寄付を済ませました。ウクライナなど世界のどこかで苦しんでいる人を救おうと活動している人に、少しでも役立ててもらえれば幸いです。
2023年が、少しでも、より良い年となりますように。
国境なき医師団感謝状.pdf (0.07MB)
ネイバーフードは12/28、ジェロボアムは12/29をもって年内の営業を終了いたしました。
多くのお客様にご愛顧いただき、両店ともなんとか年を越えることができます。1年間ありがとうございました。
年明けは1/5(木曜日)11:00から営業を再開させていただきます。ワインの品揃えは少なめのスタートで、翌週あたりから本格的に新規入荷が始まります。
1/5~8は、ネイバーフードの年明け恒例の書き初め、ジェロボアムでは振舞いワインをご用意いたしますので、ぜひお気軽にお越し下さい。
2023年も変わらぬご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます。
ジェロボアム&ネイバーフード 代表 安藤博文
デュフェイトルとラパリュのヌーヴォーが届いて、予定していた全アイテムが揃いました。
ご予約を下さっていたお客様は本日よりお引取りいただけます。ご来店をお待ちしています。
発送を承っているお客様は、準備ができ次第出荷していきますので、しばらくお待ち下さいませ。